安全靴の重量はどれくらい差があるのか|390gから615gまで実データで比較
30秒でわかる要点
- 本サイト掲載の安全靴は、片足390gから615gまで225gの幅がある。
- 軽い側はワイド樹脂先芯+発泡ポリウレタン底、重い側は鋼製先芯+ゴム底。
- 踏み抜き防止(P)が入ると重くなる。要る現場と要らない現場で判断が分かれる。
- 一日の歩行距離が長い職種では、この差が疲労に直結する。
- 軽さだけで選ぶと規格等級や耐滑性を落とすことがあるので、用途別の順位で見る。
安全靴の片足重量は同じJIS S種でも390gから615gまで幅があり、踏み抜き防止板や靴底の素材によって決まります。
安全靴の片足重量はメーカー公表値で225gの差がある
安全靴は同じJIS T8101のS種(普通作業用)でも、重量に大きな差があります。本サイトが掲載している10製品のメーカー公表値を並べると、軽い側と重い側で225gの開きがあります。
| 製品 | 片足重量 | 先芯・靴底 |
|---|---|---|
| ミドリ安全 CF110 | 390g | ワイド樹脂/発泡ポリウレタン2層 |
| シモン WS11・7511 | 400g | ワイドACM樹脂/3層底・2層底 |
| シモン 8511 | 410g | ACM樹脂/SX3層底 |
| シモン AW18BV | 440g | ワイドACM樹脂/発泡ポリウレタン |
| ミドリ安全 FZ100 | 480g | 鋼製/合成ゴム1層 |
| シモン 8538・ミドリ安全 V251N | 535g | 樹脂・鋼/3層底・ゴム1層 |
| シモン FD44 | 615g | 合成ゴム底の半長靴 |
※参考:モノタロウの仕様表に記載(各製品の標準質量。メーカー仕様の転載)(2026-08-21参照)
安全靴が重くなる理由は先芯と靴底にある
軽い側に並ぶのは、ワイド樹脂先芯と発泡ポリウレタン底の組み合わせです。樹脂先芯は鋼製と同じ安全性を持ちながら軽く、さびの心配もありません。
重い側は鋼製先芯やゴム1層底の製品です。ゴム底は熱・薬品・水・油に強く、耐久性も高いのですが、そのぶん重量が増えます。半長靴のように覆う面積が広い形状も重くなります。
踏み抜き防止(記号P)が入る製品も重くなります。木造の改修や解体では釘を踏むおそれがあるため必要ですが、鉄骨上が中心の職種では出番が少なく、重量増だけが残ります。
※参考:ミドリ安全フットウェア|安全靴の基礎知識 JISとJSAA規格の性能表(2026-08-22参照)
安全靴の軽さだけで選ぶと落とすものがある
本サイトの安全靴ランキングには「軽さ重視」がありますが、そこでも規格等級に25点を配分しています。片足20gの差より、飛来落下物や踏み抜きへの備えのほうが影響が大きいためです。
たとえばシモンのプロスニーカーNS818は片足365gで掲載品では最軽量ですが、JISまたはJSAAの等級表示を確認できていないため、規格等級の点を付けていません。軽さと引き換えに何を落としているかは、比較表で確かめてください。
歩行距離が長い物流・倉庫や製造・工場では軽さが効き、解体や土木では規格等級と踏み抜き防止が優先されます。職種ごとの優先順位は職種別のページにまとめています。
※参考:コーコス信岡|作業靴の選び方【JIS】【JSAA A種・B種】の違いとは?(2026-08-20参照)
この記事に関係する装備で、迷ったらこれ
本文で扱った条件を満たす製品です。順位の根拠は各カテゴリのページに、 配点は採点方法に公開しています。
広告リンクです。価格と在庫は変動するため本サイトには実額を掲載していません。
この記事に関係する装備のランキング
職種によって優先すべき条件は変わります。職種ごとの装備一式と概算費用は 職種別の一覧にまとめています。
よくあるご質問
安全靴の片足重量はどれくらいが軽い部類ですか?
本サイトの掲載品では390gから615gの幅があり、400g前後なら軽い部類です。ワイド樹脂先芯と発泡ポリウレタン底の組み合わせが軽くなります。
安全靴が重くなるのはなぜですか?
鋼製先芯、ゴム1層底、踏み抜き防止板、半長靴のように覆う面積が広い形状が重量を増やします。いずれも耐久性や保護性能と引き換えです。
安全靴は軽いものを選べばいいですか?
歩行距離が長い職種では効きますが、軽さと引き換えに規格等級や耐滑性を落としている製品もあります。本サイトは軽さ重視の順位でも規格等級に配点を残しています。
安全靴の樹脂先芯は鋼製より安全性が落ちますか?
ワイド樹脂先芯は鋼製と同じ耐圧迫性能(10±0.1kN)で認定されている製品があり、軽くさびないという利点があります。等級表示で確認してください。
安全靴の重量は職種によって優先度が変わりますか?
変わります。物流・倉庫や製造・工場では歩行距離が長く軽さが効きます。解体や土木では規格等級と踏み抜き防止が優先されます。
参考文献
最終更新:2026-08-22