鳶・鉄骨の装備一式|何をどの基準で選ぶか
30秒でわかる要点
- 鳶・鉄骨は高所での移動が作業の中心で、墜落制止用器具と装備の軽さが装備選びの軸になります。
- ハーネスは「総合」で選ぶ。高所作業では墜落制止用器具の着用が求められます。
- 安全靴は「軽さ重視」で選ぶ。昇降が多いため、片足重量がそのまま疲労に効きます。
- 空調服は「軽さ重視」で選ぶ。腰に付けるバッテリーが重いと、昇降時の負担になります。
- 作業手袋は「総合」で選ぶ。鉄骨のバリで切りやすく、かつ握りの確実さも要ります。
鳶・鉄骨は高所での移動が作業の中心で、墜落制止用器具と装備の軽さが装備選びの軸になります。
鳶・鉄骨の装備一式|内訳と概算費用
鳶・鉄骨で最初に揃える装備を、カテゴリごとの選定基準とあわせて並べています。 製品は、その基準での本サイトのランキング1位です。
| 装備 | 選ぶ基準 | この基準での1位 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| フルハーネス型 墜落制止用器具 | 総合 | 3M プロテクタ フルハーネス+Nano-Lok Light 巻取り式ランヤード(ツイン) | 2万円〜 |
| 安全靴・作業靴 | 軽さ重視 | シモン 安全靴 ウオーキングセフティ 短靴 WS11 | 3千〜1万円 |
| 空調服・ファン付き作業服 | 軽さ重視 | 空調服® BTSP1(バッテリー) | 1万〜2万円 |
| 作業用手袋・耐切創手袋 | 総合 | ショーワグローブ S-TEX 581 | 〜3千円 |
鳶・鉄骨で何から買うか
フルハーネスとヘルメットが先です。どちらも使用区分の確認が要るので、価格より先に表示を見てください。
1. ハーネス|総合で選ぶ
高所作業では墜落制止用器具の着用が求められます。
2. 安全靴|軽さ重視で選ぶ
昇降が多いため、片足重量がそのまま疲労に効きます。
3. 空調服|軽さ重視で選ぶ
腰に付けるバッテリーが重いと、昇降時の負担になります。
4. 作業手袋|総合で選ぶ
鉄骨のバリで切りやすく、かつ握りの確実さも要ります。
鳶・鉄骨で確認すべき規格と、要らない規格
規格の記号は多いほど良いというものではありません。鳶・鉄骨で意味を持つものと、 持たないものを分けています。記号そのものの意味は 安全靴のJIS規格の記号の読み方にまとめています。
| 確認する項目 | 要否 | 理由 |
|---|---|---|
| 墜落制止用器具(フルハーネス) | 必要 | 高所作業では着用が求められます。使用可能質量が体重と装備の合計を上回るものを選んでください。 |
| ヘルメットの墜落時保護用 | 必要 | 飛来・落下物用だけの製品は高所作業に使えません。 |
| 安全靴の片足重量 | 推奨 | 昇降が多く、重量差がそのまま疲労になります。 |
| 安全靴の踏み抜き防止(P) | 不要 | 鉄骨上が中心で釘を踏む場面は少なく、重量増のほうが負担になります。 |
鳶・鉄骨の装備で、迷ったらこれ
3M プロテクタ フルハーネス+Nano-Lok Light 巻取り式ランヤード(ツイン)
使用可能質量128kg・ロック付き巻取り式ツイン。掛け替えの多い高所作業で条件を落とさずに済む1台。
広告リンクです。価格と在庫は変動するため本サイトには実額を掲載していません。
鳶・鉄骨の装備を選ぶときの共通の見方
安全靴の等級は、JSAA A種がJIS T8101のS種、JSAA B種がL種に相当します。 JSAA A種は約1,000kgの圧迫と36cmからの20kg落下に耐えることが条件です。
※参考:コーコス信岡|作業靴の選び方【JIS】【JSAA A種・B種】の違いとは?(2026-08-20参照)
作業用手袋の切創に対する強さは EN388:2016(ISO 23388)のレベル表示で示されます。 数値が高いほど生地が厚くなり、指先の感覚は失われやすくなります。
※参考:Ansell|EN388:2016 機械的危険から守る保護手袋 規格の改定(2026-08-20参照)
採点の配点は採点方法、測定条件は測定プロトコル、 ほかの職種は職種別の一覧にまとめています。
※参考:作業用品専門店まもる君|空調服バッテリーを徹底比較(2026-08-20参照)
よくあるご質問
鳶・鉄骨の装備は何を優先すればいいですか?
鳶・鉄骨は高所での移動が作業の中心で、墜落制止用器具と装備の軽さが装備選びの軸になります。まずハーネスを総合の観点で選ぶと外しません。高所作業では墜落制止用器具の着用が求められます。
鳶・鉄骨で安全靴はどう選べばいいですか?
昇降が多いため、片足重量がそのまま疲労に効きます。
鳶・鉄骨で作業用手袋はどう選べばいいですか?
鉄骨のバリで切りやすく、かつ握りの確実さも要ります。
鳶・鉄骨の装備で注意すべきことはありますか?
墜落制止用器具は法令で構造規格が定められています。使用可能質量と適合表示を必ず確認し、判断に迷う場合は製造者と所轄の労働基準監督署にご確認ください。
鳶・鉄骨の装備はいつ買い替えるのが良いですか?
作業用手袋がもっとも消耗が速く、次に安全靴です。空調服は9〜11月に型落ちが最も安くなり、電熱ウェアは10〜1月に需要が集中します。